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派遣社員の確定申告の注意ポイント
2社以上の派遣会社で働いていた場合
2社以上の派遣会社で派遣社員として働いていた場合、2通りのパターンがあるかと思います。
- ①以前別の派遣会社で働いていて契約が了し、現在は別の派遣会社で働いている
- ②現在同時に2箇所以上の派遣会社で働いている
①の場合は、その年に働いた前の派遣会社から源泉徴収票を出してもらい、現在の派遣会社に提出しまとめて年末調整を受けられます。
②の場合も①と同様にどちらか一方の派遣会社でまとめて年末調整をしてもらえますが、別で働いていることがバレるのが嫌であれば自分で確定申告をしなければなりません。
もしも知らずにそれぞれの派遣会社でそれぞれで年末調整を受けてしまったら、所得控除が2重で適用されたりと正しい税額で算出されないため、確定申告をして修正申告をする必要があります。そのままにしてしまうと罰金などを科せられてしまうこともありますので注意しましょう。
確定申告に必要な書類は?
- 源泉徴収票(複数の会社から収入があればすべて)
- 生命保険や損害保険の加入者は保険料控除証明書
- 銀行の預金通帳またはキャッシュカード
- 印鑑(銀行の届け印)
- その他申告や控除に必要な領収書や契約書、証明書など
税務署や役所の職員を装った振り込み詐欺にご注意
電話などで「還付金が受けられるので国税を振り込んでください」などといった振込み詐欺や、税務署の徴収員を装って家にやってきて税金を騙し取られたり、または怪しい税金の督促状を送りつけられ連絡してみると至急振り込まないと大変なことになるなどと脅されたりといった詐欺が横行しているようです。年末に近づくとこの手の詐欺が増えますので注意しましょう。
確定申告の提出期間は原則、毎年2月16日から3月15日までです。
慣れている方は事前に国税庁の『確定申告書等作成コーナー』でも作成することができます。自分で作成していけば時間も短縮できますし、期間も後半になると税務署や役所も混み合い、担当の人の対応や処理も煩雑になります。まだ忙しくない早めの時期に行くと対応も良いですよ。
慣れていない人も、比較的空いている早めの時期から相談に行けば書き方など詳しく教えてもらえます。 確定申告に関する詳細は国税庁の『タックスアンサー』を参考にしてください。
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